| 地点名 | 
    この1題・登場回数 | 
    位 置 | 
    備 考 | 
      写真と撮影年 | 
    
  
    | 沖縄 | 
    おきなわ | 
    もの知り(ポプラ少年10:09) など 22件20題 (東京17件, 上方5件) | 
    沖縄県 | 
    用例は,1972年の沖縄返還前の出版になる.今でも軍事基地として米軍がつかっている実態は変わらない. 
沖縄そば,山羊汁や亜熱帯の魚介類など,沖縄は独特の食文化をはぐくんでいる.島豆腐を泡盛と赤麹の漬け液で発酵させて,自家製豆腐ようを作ってみた.唐辛子と混ぜて瓶詰めすれば,「ちりとてちん」"のようなもの"ができあがった. 
"南のはては沖縄だが、いまはアメリカ軍が軍事基地としてつかっている"(もの知り) | 
    ちりとてちん風豆腐よう | 
      | 
    2015 | 
  
  
    | 琉球 | 
    りゅうきゅう | 
    位牌屋(講明治大正3:44) など 13件8題 (東京13件) | 
    沖縄県 | 
    琉球王国.沖縄本島を中心とする沖縄諸島.草鞋をはいて行く.守礼門の楼上に掲げられた"守禮之邦"の額は.琉球王朝6世尚永王の時代,中国皇帝の詔勅に,"琉球は守礼の邦と称するに足りる"とあったことに由来する.2000年の沖縄サミットを記念して発行された二千円札には,守礼門が描かれている.古今亭馬生の「嘘つき」(講談雑誌,12(7) (1926))では,弥次郎が武者修業で厳冬の北海道から鹿児島まで移動している."一つはねれば備後から琉球へ飛びます"と,備後表と琉球畳をサゲに使っている. 
"昔琉球から薩摩様へ献上した芋をみたいで、アア、いい芋だ"(位牌屋) | 
    琉球畳 | 
      | 
    2022 | 
  
  
    | 沖縄本島 | 
    おきなわほんとう | 
    沖繩の王様(立つばめ1:10) 1件1題 (東京1件) | 
    沖縄県 | 
    沖縄県の面積の半分,人口の9割をしめる島.このページの地図は,落語に出てくる沖縄本島周辺しか描いていない.沖縄本島のほかには,久米島,宮古島,石垣島,西表島,大東島などからなる. 
"中で一番大きいのが沖縄本島"(沖繩の王様) | 
    沖縄本島 | 
      | 
    2022 | 
  
  
    | 首里 | 
    しゅり | 
    沖繩の王様(立つばめ1:10) 1件1題 (東京1件) | 
    那覇市 | 
    大戦で司令部壕となった首里城は完全に破壊された.守礼門,首里城正殿はじめ再建されている.2019年に正殿から出火して焼失してしまった. 
"ちょっと南の方に、首里という町があります"(沖繩の王様) | 
    首里城正殿 | 
      | 
    2004 | 
  
  
    | 謝名村 | 
    しゃなむら | 
    沖繩の王様(立つばめ1:10) 1件1題 (東京1件) | 
    浦添市 | 
    14世紀の察度王生誕にまつわる羽衣伝説の新作落語.大謝名(おおじゃな)に察度ゆかりの黄金宮がある.宜野湾市の森川公園には,察度王を産んだ天女が沐浴した湧泉(かー)と18世紀の西森碑記がある. 
"そこから、北へ二キロ程いったところに、浦添間切謝名村というところがありまして"(沖繩の王様) | 
    羽衣伝説の湧泉 | 
      | 
    2004 | 
  
  
    | 粟国 | 
    あぐに | 
    泣き塩(柳家小満ん口演用「てきすと」 5,てきすとの会 (2015)) | 
    島尻郡粟国村 | 
    沖縄本島の西に位置する島.「泣き塩」の枕に,釜炊きの粟国(あぐに)の塩が登場する. 
"釜炊き三〇時間という、粟国の塩が、一番のお勧めで厶います"(泣き塩) | 
    粟国の塩 | 
      | 
    2016 |