| 地点名 | 
      出典と登場回数 | 
      位 置 | 
      備 考 | 
      写真と撮影年 | 
    
    
    | 上戸祭字寺内 | 
      かみとまつりあざてらうち | 
      上野 | 
    宇都宮市上戸祭町 | 
    寺内という字名は,上戸祭と野沢町の境あたり東側.日光街道をはさんで上戸祭一里塚が残っている.塚の上にはスギの木. 
      "道もはかどりて上戸祭村字寺内にて小休み"(上野下野道の記) | 
    上戸祭一里塚 | 
      | 
    2008 | 
  
  
    | 石橋 | 
      いしばし | 
      上野 | 
    宇都宮市野沢町 | 
    いまの弁天橋だろう.川は釜川. 
"清水流る。石橋を渡りて、並木を越えて上金井村"(上野下野道の記) | 
    弁天橋 | 
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    1998 | 
  
  
    | 野沢村 | 
      のざわむら | 
      上野 | 
    宇都宮市野沢町 | 
    見どころは少ない.街道研究家の今井金吾氏は静桜を紹介. 
"亦野沢村に小休み、清水流る"(上野下野道の記) | 
    光明寺 | 
      | 
    1989 | 
  
  
    | 上金井村 | 
      かみかないむら | 
      上野 | 
    宇都宮市上金井町 | 
    ここにも,というのも変だが,早くも次の一里塚があった. 
"並木を越えて上金井村"(上野下野道の記) | 
    日光街道 | 
      | 
    1998 | 
  
  
    | 紺屋林村 | 
      こうやばやしむら | 
      上野 | 
    宇都宮市宝木本町 | 
    春陽堂版にはルビがなく,岩波版のルビは,こんやばやし.高谷林(こうやばやし)が正しく,は宝木本町の北部になる. 
"左りの方の後ろに当りて紺屋林村といふ"(上野下野道の記) | 
    高谷林公民館 | 
      | 
    1998 | 
  
  
    | 宝木村 | 
      たからぎむら | 
      草三, 上野 全1件1題 | 
    宇都宮市宝木本町 | 
    「後開榛名の梅が香」の帳付けチャリ場にも宝木がでてくる.宇都宮からの距離が怪しいが,ここに合した.風神像の造形は見飽きることがない. 
"紺屋林村といふを今 宝木村 と改名したり"(上野下野道の記) | 
    宝国神社風神像 | 
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    1998 | 
  
  
    | 中徳二郎村 | 
      なかとくじろうむら | 
      上野 | 
    宇都宮市徳次郎町 | 
    下中上と徳次郎(とくじら)が延々と続く.このあたりから大谷石の蔵が目立つ. 
      "やうやう中徳二郎村の棒ばなに小休み"(上野下野道の記) | 
    中徳次郎バス停 | 
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    1998 | 
  
  
    | 智加都明神の社 | 
      ちがつみょうじんのやしろ | 
      上野 | 
    宇都宮市徳次郎町 | 
    岩波版のルビは,ちかつみやうじん.智賀都神社(ちかつじんじゃ)は徳次郎の鎮守.夫婦ケヤキが社前に立つ. 
      "右の方に智加都明神の社は 五ヶ村の鎮守也"(上野下野道の記) | 
    智賀都神社 | 
      | 
    1998 | 
  
  
    | 上徳二郎 | 
      かみとくじろう | 
      上野 | 
    宇都宮市徳次郎町 | 
    写真のインター案内にあるように,ここは断固"とくじら"と読みたい. 
"又上徳二郎に来たりて休む"(上野下野道の記) | 
    徳次郎を望む | 
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    1998 | 
  
  
    | 大沢村 | 
      おおさわむら | 
      上野 | 
    日光市(旧今市市大沢町) | 
    日光への街道杉並木の端には同じ形の寄進碑が合わせて4基建っている.そのうちの一つが大沢にある.松平正綱公の事績. 
"人力車二台を雇ひ大沢村に来たりて中喰となる"(上野下野道の記) | 
    大沢杉並木寄進碑 | 
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    1998 | 
  
  
    | 今市駅 | 
      いまいちえき | 
      上野 | 
    日光市(旧今市市今市) | 
    日光街道と例幣使街道が追分で合流.いよいよ日光は近い. 
"馬に乗って今市駅なる橋田屋に休みし"(上野下野道の記) | 
    追分地蔵尊 | 
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    1998 | 
  
  
    | 瀬川 | 
      せがわ | 
      上野 | 
    日光市瀬川 | 
    瀬川から野口にかけて杉並木が整備されている.レトロモダンな浄水場があった. 
"またまた馬にて瀬川より野口村里村に来たる"(上野下野道の記) | 
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    | 野口村 | 
      のぐちむら | 
      上野 | 
    日光市野口 | 
    野口には四本杉.「上野下野道の記」当時,財政再建のため杉並木が全伐採の危機にあった. 
"またまた馬にて瀬川より野口村里村に来たる"(上野下野道の記) | 
    日光街道杉並木 | 
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    1990 | 
  
  
    | 里村 | 
      さとむら | 
      上野 | 
    日光市七里付近か | 
    七里のことだろう.街道西に尾立岩がある. 
"またまた馬にて瀬川より野口村里村に来たる"(上野下野道の記) | 
    七里バス停 | 
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    1990 | 
  
  
    | 日光の鉢石町 | 
      にっこうのはちいしまち | 
      上野 | 
    日光市下鉢石町, 中鉢石町, 上鉢石町 | 
    日光の町づくし.最も北西に位置.鉢石(はついし)は宇都宮信金の敷地内にある. 
      "づぶ濡れにてやうやう日光の鉢石町の野口屋市三郎方に着きたり"(上野下野道の記) | 
    鉢石 | 
      | 
    1990 | 
  
  
    | 松原 | 
      まつばら | 
      上野 | 
    日光市松原町 | 
    松原町.鉢石町の南に連なる. 
"日光へ入口を、松原、石屋町"(上野下野道の記) | 
    松原町交差点 | 
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    1990 | 
  
  
    | 石屋町 | 
      いしやまち | 
      上野 | 
    日光市石屋町 | 
    松原町の南.日光名物の生湯葉の土産屋や料理店が並ぶ.その他,日光羊羹,茶道具挽き物などの名物. 
      "石屋町、御幸町、鉢石町"(上野下野道の記) | 
    石屋町バス停 | 
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    1990 | 
  
  
    | 御幸町 | 
      みゆきまち | 
      上野 | 
    日光市御幸町 | 
    御幸町(ごこうまち).松原町の南. 
      "御幸町、鉢石町、大横町"(上野下野道の記) | 
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    | 大横町 | 
      おおよこちょう | 
      上野 | 
    日光市 | 
    鉢石町を横へ入る横丁.町立てはされていない. 
      "大横町、稲町等なり"(上野下野道の記) | 
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    | 稲町 | 
      いなまち | 
      上野 | 
    日光市稲荷町か | 
    岩波版のルビは,いねまち.稲荷町鉢石町などの東に並行する.稲荷社には西行戻しの石がある. 
      "大横町、稲町等なり"(上野下野道の記) | 
    稲荷町内稲荷社 | 
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    1990 | 
  
    
      |  −経路外− | 
    
    
    | 十良ヶ峰 | 
      じゅうろうがみね | 
      牡丹, 上野 全1件1題 | 
    宇都宮市鶴田 | 
    「怪談牡丹燈籠」に出た十郎ヶ峰.本文に戸祭から西北とあるが,実際は南西方向,鹿沼街道にかかる丘陵.ピークには三等三角点がある. 
      "我が作話の牡丹燈籠の仇討に十良ヶ峯と云ふ所を問へば"(上野下野道の記) | 
    十郎ヶ峰三角点 | 
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    2012 | 
  
  
    | 西里山 | 
      にしさとやま | 
      上野 | 
    宇都宮市新里町 | 
    西里は新里(にっさと)の誤記か. 
"此所より 西里山より西北の方に当り 見ゆると云ふ"(上野下野道の記) | 
    新里街道 | 
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    1998 | 
  
  
    | 加沼駅 | 
      かぬまえき | 
      牡丹, 道中の馬子, 上野 全2件2題 | 
    鹿沼市 | 
    鹿沼(かぬま).鹿沼城址は,日光社参の御殿地でもある. 
"是より加沼駅 まで三里半 と聞きぬ"(上野下野道の記) | 
    鹿沼御殿跡 | 
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    1998 |