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15・16日目     上野下野道の記 本文

 1876年9月12〜13日
 猿田河岸〜扇橋の船旅




 足利からは船上の人となる.蚊に悩まされながらも後は帰り着くのみ.渡良瀬川の河道は改修によって現在は随分変わってしまっている.
 最後を締める一句は塩原多助を創りあげる確かな手掛かりをつかんだことをうかがわせる.
  雨風に打たれて稻の實のりかな



15日目
地点名  出典と登場回数 位 置 備 考 写真と撮影年
猿田川岸 さるたがし  伊香保, 多助, 上野, 太助伝 全2件2題 足利市猿田町 "さるた"あるいは"やえんだ".ここから圓朝は乗船する.「英国孝子ジョージ・スミスの伝」では,扇橋からの猿田船に死骸を載せて古河まで運ぶ場面に利用されている.
"原田氏川舟の案内せんと 一里余 猿田(さるた)川岸まで送る"(上野下野道の記)
猿田 1997
川口 かわぐち 上野 足利市か "川口と云ふ所にて、高瀬ともいふ大舟に乗り替へ出舟となり"(上野下野道の記)      
栗橋 くりはし  牡丹, 伊香保, 孝子, 上野 など (他 東京5件) 全12件5題 埼玉県久喜市(旧北葛飾郡栗橋町) 船旅の道中付け.
"此の舟は栗橋に着き、また堺川岸より関宿に泊り舟となる"(上野下野道の記)
利根川橋を望む 1989
堺川岸 さかいがし 伊香保, 孝子, 上野 (他 東京1件) 全3件3題 茨城県猿島郡境町 船旅の道中付け.河岸の再整備で燈籠が置かれた.
"また堺川岸より関宿に泊り舟となる。蚊多く出る"(上野下野道の記)
堺河岸石灯籠 2001
関宿 せきやど 伊香保, 孝子, 上野 (他 東京1件) 全3件3題 千葉県野田市(旧東葛飾郡関宿町) 船旅の道中付け.水面まで降りられるので,閘門の様子がよくわかる.
"また堺川岸より関宿に泊り舟となる。蚊多く出る"(上野下野道の記)
関宿閘門 1990
16日目
地点名 出典と登場回数 位 置 備 考 写真と撮影年
流山 ながれやま 累ヶ淵, お蝶, 草三, 八景 など (他 東京9件) 全18件10題 千葉県流山市 船旅の道中付け.燈籠くらいしかアクセントがない.
"十三日流山(ながれやま)、野田、やうやう東京深川扇ばしに着く"(上野下野道の記)
悪水排水路記念燈 1990
野田 のだ 伊香保, 孝子, 上野 (他 東京9件) 全11件5題 千葉県野田市 醤油醸造の町.「霧陰伊香保湯煙」では亀甲萬の主人が出てくる.ここでは船旅の道中付け.
"十三日流山(ながれやま)、野田、やうやう東京深川扇ばしに着く"(上野下野道の記)
野田 1990
扇橋 おうぎばし お蝶, 多助, 孝子, 上野 など (他 東京1件) 全8件6題 東京都江東区扇橋 → 名どころ.船旅を終えて扇橋に上陸する.お目まだるいが「下新田日記」に続く.
"扇橋の茶見世にて休み、是より人力車を雇ひ宅に帰りぬ"(上野下野道の記)
扇橋 1990

掲載 050422/最終更新 220201

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