圓朝地名図譜

福井県

福井県
		はなしの名どころ
		後諸國行脚を思ひ立ち、北海道を經巡つて凾館から内地に渡り、北國筋を行脚して越前國に參り、永平寺の灌溪和尚に隨身して教戒を受け…… 　（「椿説蝦夷訛」）　　鈴木行三編，『圓朝全集』第八巻，春陽堂(1926)

地点名		出典と登場回数	位　置	備　考	写真と撮影年
越前	えちぜん	蝦夷な, 名人く, 鶴殺 (他東京5件, 上方2件) 全10件8題	福井県	旧国名．越前の秀康は，越前松平家の祖である結城秀康． "昔、越前の秀康公が、歌舞妓女お国をご覧じて感心して"（名人くらべ）
永平寺	えいへいじ	蝦夷な (他東京16件) 全17件2題	吉田郡永平寺町志比5-15	落語では「蒟蒻問答」で頻出するけれども，圓朝作品では「蝦夷なまり」の１件のみ．勅使門は一般の人は通ることができない． "越前国に参り、永平寺の灌渓和尚に随身して教戒を受け"（蝦夷なまり）	永平寺勅使門	1999

掲載 021227／最終更新 200501

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